2017-03-18

【Report】猪名野神社の市

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2017年3月17日(金)、兵庫県伊丹市で初開催された「猪名野神社の市」に出店しました。

昨年9月の「鳴く虫とカミモノガタリ ~古本と紙モノの小さな市~」11月の「記憶を綴じる、手づくりの本」展でお世話になった伊丹の方々が企画されたこの市。今回はZINEや本のマーケットではないこともあり、一見ボタン屋さん!?風なZINE作家として、祖母の遺品のレトロボタンの展示販売と「掌の記憶」など記憶にまつわる本の展示をおこないました。

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春夏秋冬、市民の皆さんが企画運営したイベントが街中で開催されている伊丹だけあって、運営スタッフさんもお客さんも皆さん気さくであたたかい市。特に運営スタッフの皆さんは設営から撤収まで細やかにサポートしてくださって、出店に慣れていない私はとっても助けられました。神社の境内ということもあり散歩やお参りでふいに訪れたお客さんとの出会いもたくさんあって、平日にもかかわらず9時から16時までの7時間ほぼひっきりなしでした。

洋裁家だった祖母が使い切れずに遺していった大量のレトロボタン。大阪大空襲で家が丸ごと焼けてしまった祖母の持ち物なので、どれも戦後から集め直したアンティークというほど古くはない日本製のボタンですが、色もかたちも個性的で、ずらりとぶら下げた見本とトランクの中をひっくり返しながらたくさんのお客さんがボタンを持ち帰ってくださいました。

ボタン探しのお手伝いをしながらボタンの使い道について伺ったり、古いものや記憶のお話なども色々と。一緒に展示をしていた「掌の記憶」も老若男女さまざまな方々が手にとってくださいました。豆本を興味津々にめくってくれていた小さな女の子の様子がとっても可愛くて、お母さんに一声おかけしてパチリ。小さな掌にはちょうど良いサイズです。

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本屋さんや図書館など、普段本がある場所を飛び出して街中で「掌の記憶」を並べるからこその出会い。こういった出会いこそ大切にしたくて、年数回は本を抱えてまちに出るようにしています。猪名野神社の市でもたくさんの出会いがあり、参加できて本当に良かったです。来てくださった皆さん、そして運営してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

この春の出店はもう一つ、2017年3月26日(日)10時〜16時ごろまで開催の清荒神リュックサックマーケットに出店予定です。本なので雨の場合は出店はまた今度になりますが、お天気でしたらぜひ遊びにいらしてくださいね。

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michi-siruve (みちしるべ)
“記憶”を綴じるZINE作家。「掌の記憶」を綴じながら、日本のまちを巡っています。>>詳しくはこちら
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