2014-12-03

「 PHOTO! FUN! ZINE!vol.3」ホトリ賞受賞

fotori

2014年11月28日(金)~30日(日)まで東京の写真企画室ホトリさんで開催された、写真とZINEを楽しむ人のお祭り「 PHOTO! FUN! ZINE!vol.3」が無事終了いたしました。たくさんの方が『otomo.』も手にとってくださったり購入してくださったりと、本当に嬉しく思います。

この「 PHOTO! FUN! ZINE!vol.3」は、写真企画室ホトリの室長saorinさん、フォトカノンの店長近一志さん、ギャラリーNADAR主宰の林和美さん、写真家のこばやしかをるさんが企画運営をされているZINEのイベントで、今回からは交流会の際に4名の方それぞれが選んだ賞の発表もありました。嬉しいことに『otomo.』がホトリ賞に選ばれ、ホトリさんのTシャツ+ピンバッジをいただきました。実はこのZINEをつくるにあたり和綴じについて調べていた時に出会ったのがsaorinさんの記事で『otomo.』のお師匠さまのような方なんですね。そのsaorinさんから、祖母の遺品を形にのこしたいという想いや紙や装丁へのこだわりが伝わってくるとの評価いただき、賞をいただけたというのはとても励みになりました。

他の受賞者の方の作品や講評など交流会の様子がホトリさんのレポートに詳しく掲載されていますので、ぜひご覧ください。

「PHOTO! FUN! ZINE! vol.3」レポート

また、今回大阪から一人初参加で不安もいっぱいだったのですが、事務局の皆さんや出展者の方皆さんも温かく迎えてくださり、本当にたくさんの出会いに恵まれました。出展者の方とのお話や作品を思い出すと、たとえば『ゆがみ』さんや『sho/jun』さんのようにチームやデュオで制作された作品には個人制作にはない意外性や多面性というか、深みや厚みというものを感じましたし。工藤拓さんのようなポートレート作品をみると、やはり人というのはモノには敵わない生の強さがあって、かつ一瞬を逃さずそれを引き出せる作家さんは本当にすごいなぁと圧倒されました。

フォトグラムやソラリゼーションといった手法で生み出されたtocolierさんの作品は、私には魔法にしかみえず、目をキラキラさせながら制作の裏話をお伺いしました。padma design kyokoさんとはタイ料理のお話から器や旅行、文化、生き方のお話までZINEというひとつの冊子から広がる広がる。事務局の皆さんはもう、あぁ、前からTwitterでフォローしていました憧れの、東京の…という状態で、もうとにかく夢のような夜でした。

一方で、たくさんの作品や作家さんとの出会いをとおして、自分らしさの輪郭を少しだけ掴むことができたような気もします。見た人を圧倒するような力のある写真や解釈をゆだねるような深い写真を撮ったり、写真だけですべてを語るきることに長けているタイプではありませんが。伝えたい想い、のこしたい記憶があって、そのためにどんな構成で写真と言葉を編んで、素材や装丁を用いて手にとった人の心を動かすのか、というZINEをつくるということ全体が好きなんだなぁと再確認でき、それは今後も極める一方で、あえてそこから離れた表現にも挑戦してみたいなと思うきっかけとなりました。

とまぁとにかく多くの出会いと刺激と気づきをいただいた3日間、このようなイベントを企画運営してくださった事務局の皆さんへの感謝の気持ちを結びのことばとしつつ、これからもZINEづくりを楽しんでいきたいと思います。皆さま、今後ともよろしくお願いいたします。

michi-siruve (みちしるべ)
“記憶”を綴じるZINE作家。「掌の記憶」を綴じながら、日本のまちを巡っています。>>詳しくはこちら
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