2015-12-24

【Interview】 お好み焼 てんてこ 本店篇

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西宮のおすすめスポットをご紹介するNISHINOMIYA-SANPO。 #01はフェルト作家 jolie saison 29(ジョリセゾン) 菅原美季さんに教えていただいた、兵庫県西宮市甲子園口にあるお好み焼 てんてこ 本店をご紹介します。

「西宮でお勧めのお店はありますか?」とお伺いして教わったのが、兵庫県西宮市甲子園口にあるお好み焼 てんてこさん。ほんわか商店街の一角で創業25年になる人気店です。菅原さんと伺い、お好み焼をいただきながらマスターの中口崇さんにお話を伺いました。

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カウンターに立つマスター崇さんの弟 淳さん。2階には座敷席もあり、お子様連れでも心配なく楽しんでいただけます。

── 美味しいお好み焼は外で食べるものというか、カウンター席でこうして出来上がっていくのを眺めながら、会話も交わしながら食べるのが一番美味しくて楽しいですね。

中口:そう言ってもらえて嬉しいです。今はボックス席のお店がどんどん増えていますが、うちは創業から変わらず、店の1階は入り口から奥までカウンター席というのが父のこだわりで、僕もずっとこのスタイルでいきたいなと思っています。僕自身がお客さんとの会話が楽しくてずっとしゃべっているというのはもちろん、こうしてみんなが同じカウンターで席を並べることで、僕らを通してお客さん同士も繋げたりできるのも面白いんです。

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調理中のそばめしのダイナミックなキャベツの山を撮影。キャベツは多い日で1日10ケース、60玉使うこともあるそう。

菅原:ここは「てんてこソース」といって特製のソースが本当に美味しいんですよ。マスターも私も地元がここなので共通の友人がいて、てんてこさんに来ると大抵マスターたちと楽しくしゃべって食べて、気が付くと閉店時間まで居ていることも多いですね。今日のメニューはお任せしようと思います。

中口: 本当はまずは豚玉から勧めたいところですが、菅原さんがえび好きなので…お好み焼はキャベツベースが「ミックス玉」、ねぎベースが「すじこん玉」、「ホルモンそば」、後はうちのリピート注文率No.1の「ガーリックめし」、菅原さん一押しの「とり皮の塩焼き」でいきましょう。

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高温で安定して焼けるように、鉄板は通常ものより厚いものを使用しているそう。今の鉄板は創業から数えて2枚目、てんてこのお好み焼を支える縁の下の力持ちです。

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1品目はねぎすじこん玉。じっくり甘辛く煮込んだすじこんがたっぷり入って大満足。ポン酢が飛ばないうちに、出来立てのアツアツをお召し上がりください。

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2品目はぶた、いか、えびの入ったミックス玉。とにかく具だくさん、目の前の鉄板いっぱいに広がり、ボリューム満点でした。

── 一言で申し訳ないのですが…「美味しい!」具だくさんで、めちゃくちゃ美味しいです。生地がふわとろというか。

中口:「美味しい!」と言ってもらえるのが一番です。生地の甘みもとろみも、キャベツなんです。うちは広島焼き風ですが、焼き方を一工夫して高温で焼くことで、蒸し焼き状態にするのでキャベツがとろとろにとろけるんです。お好み焼はすべての栄養素が揃う完全食と言われますが、うちは粉もソースも特製で野菜もたっぷり、超完全食です。味覚は本当に人それぞれで好みなので、100人食べて100人が「美味しい!」と感じるものを作るのは難しいですが、そのパーセンテージを100%に近づけるようにという想いで常にやっています。

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3品目はホルモンそば。こだわりは毎朝フレッシュで仕入れている黒毛和牛のミノ、てっちゃん、アカセン、ハツ。お酒が進みます。

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4品目はリピート注文率No.1のガーリックめし。玉ねぎの甘味が隠し味で、食べだすと止まりません。次も間違いなく注文します。

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5品目はとり皮の塩焼き。鶏の首の部分の皮だけを厳選しているので、甘い。キャベツと一緒にどうぞ。

── とり皮の塩焼き、パリパリ加減が菅原さんの一押しも納得です。

菅原:よかったです。他の鉄板焼メニューも美味しくて、私もすっかり常連さんです。25年続いていますからね。

中口:父がこのお店を始めた25年前、僕は中学2年生でしたが、僕も弟も祖父母も家族総出でした。だから僕もこの道25年。8年前、結婚を機にこの店を継ぎましたが、メニューはほとんど創業から変わらず、価格も一度も値上げしていません。とにかくお客さんを大切にしたいというのが一番ですね。またいつでも食べに来てください。

── お腹いっぱいで幸せです。ご馳走さまでした。中口さん、菅原さん、どうもありがとうございました。また食べにきます。

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鍛高譚 しそ梅酒。ビールや日本酒、焼酎、チューハイ、カクテルとお酒の種類も豊富で、お酒がお好きな方にもお勧めです。

お好み焼 てんてこ 本店

http://www.tenteko.jp/.

アクセス:JR甲子園口駅より徒歩1分

Interview,Writing,Photo :藤田理代(michi-siruve)
2015年10月30日取材

*このインタビュー記事は、2015年にWebマガジン「LABEL JOURNEY」で掲載していた記事を再編集したものです。

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michi-siruve (みちしるべ)

ZINE作家。“記憶”を小さな本に綴じています。「掌の記憶」豆本詩集『汀の虹』など。>>詳しくはこちら

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2017  ZINE DAY OSAKA(10/28,29)、zine it! vol.8 (11/23)
2018 『汀の虹』展示 @blackbird books (1/16-28)
※ZINEワークショップ講師 @青空ハウス(11/11)

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