【Report】6/7(土) ふるえるマーケット出店

ふるえるマーケット出店

2025年6月7日(土)11:00〜17:00まで、大阪・池田のふるえる書庫さんで開催された「ふるえるマーケット」に出店しました。

ふるえる書庫さんと如来寺さんの本堂や境内がひらかれ、出品者さんも来場者さんも思い思いも場所でゆるりとすごすことができる、本当に気持ちのよいマーケットでした。

当日の様子

とにかく隅っこが落ち着くmichi-siruveは、軒下の隅っこの柱の横で、青空とそよ風を感じながら手製本や製本屑をならべていました。バタバタしていて写真がほとんど撮れなかったのですが、少しだけ軒下ブースのようすを置いておきます。

マーケットのような出店的なものはコロナ禍以降すっかり御無沙汰していて、数えると6年ぶりに町に出たアトリエ。

はじめましての方とおはなしするのが上手ではなくて、焦ってしまったり、おはなしできなさすぎたりしすぎたり、わたわたしたお声がけになってしまったような気もするのですが、出品者のみなさんも来場者のみなさんもとってもやさしくてあっという間の一日でした。

お寺という包容力

今回出店して一番感じたのが、お寺という場の包容力でした。

まだ上手くことばにできないのですが、時代をこえて長い歴史を重ねてきた場所が持つ、ずっとここに在ったという場としての包容力はもちろんのこと、集った人が時をともにして、それぞれの想いで、時に静かに分かち合う空間としての包容力のようなものも含めて、やっぱり特別な空間なのかもしれないなと。

軒下だけでも、足をのばしてゆっくり作品を見る人、輪になっておしゃべりをする人、美味しそうにカレーを食べたりビールを飲んだりしている人……それぞれが思い思いに過ごしていて、時を重ねてきた木の床や柱の感触も含めて、何だかほっとする安心感がありました。

本堂の中も、みなさん思い思いに出品物を広げて心地よい距離感で、でもゆるりとした一体感もあり、境内のDJブースからの音楽は本堂まで届き、ふるえる書庫さんの会場ともゆるりとつながり人が行き来する、とても気持ちのよい一日でした。

それは空間のちからはもちろんですが、マーケットを企画してくださったふるえる書庫の管理人の釋さんのお人柄や人のつながりもあるのだろうなと。会場の設営や撤収も含めて、釋さんをはじめ地域のみなさんのお力もあり実現した、気持ちのよい交流のひとときだったなと思います。本当にありがとうございました。

これからのこと

今回マーケットにお越しくださった方から、michi-siruveのブースで並べていた手製本で本づくりが体験できるアトリエ「記憶のアトリエ」にも参加してみたいという声をちらほらいただきました。

どこかのタイミングで、michi-siruveのお店番の日にふるえる書庫さんの一角でも、アトリエを体験していただける日を設けられたいいなと。お子さんにも声をかけたい、家族や友だちと一緒にいきたいという声もあったので、夏休みとかがよいでしょうか?もう少し過ごしやすい気候になる秋がいいかな?

そのあたりはふるえる書庫さんともご相談しながらですが、何か実現できそうになればご案内いたします。ご希望の時期などあれば、ぜひメッセージください。


ふるえる書庫さんについては、Instagramのアカウント @furueru_shoko  をご確認ください。

これからも月に1回はお店番ができたらなと思っています。これからもよろしくお願いいたします。