wacca! Webサイト(2025)

wacca! Webサイト(2025)
病気療養中の子どもたちと関わる学生がつながり、ひろげる“学びのわ”「wacca!(わっか!)」のWebサイトを制作しました。
wacca!は「全国の病気療養中の子どもたちが、いつでも、どこでも“学びの場”に集える社会の実現にむけて」という想いから、教育・医療・保育・心理などの「枠」を超えて、全国の学生がさまざまな形で交流し、子どもたちとのより良い”学びの場”をつくるためのヒントを一緒に考えている学生さんたちの活動。
現在、全国各地で病気療養中の子どもたちと関わる大学生を中心に10を超える団体が参加し、年1回のフォーラムや、月1回のオンライン交流会を中心に、病気療養中の子どもたちの「学び」や「遊び」について、各団体が日々活動の中で大切にしていることや活動のヒント・課題などを共有し、学びを深めていらっしゃいます。
michi-siruveは2023年と2024年に開催された第1回・第2回フォーラムの記録を残すために撮影やフォトレポートの作成を担当したご縁で、このつながり“学びのわ”をひろげてゆくためのWeb制作のご依頼をいただきました。
コロナ禍、さまざまな活動や人との関わりが途切れてしまった時間を経て、学生さんたちが自ら「つながろう」という気持ちからはじまったこの活動。最初はまだ「wacca!」という名前もない活動でしたが、名前や活動を伝えるメッセージは学生さんたちの中から出てくるまで待った方がいいのでは?と、時間をかけて一緒にみんなのまんなかにある想いを探しました。
そうして学生さんの中からあらわれてきた「wacca!」という名前や「つながり、ひろげる“学びのわ”」という大切な言葉が、みんなの心の、そして輪のまんなかにあって、少しずつ輪が広がってゆくことを願っています。
Webサイトには、2年間かけて撮影した学生のみなさんのまなびに対する真摯な表情や交流の記憶が宿った写真をたくさん掲載しています。
そして学生さんだけでなく、学生さんたちの想いを大切に取り組みを見守る大人のみなさんの存在も、このwacca!をかたちづくる大切な関わりだと感じています。
コンテンツとしては、全国の学生団体さんがお互いの活動を取材し、各団体別の取り組みについて紹介した「学生団体紹介レポート」や過去のフォーラムの様子をフォトレポート形式で綴った「フォーラムレポート」など、学生たちの想いや取り組みを知ることができる記事もたくさんありますので、ぜひご覧ください。
これからも見守る大人のひとりとして、wacca!のわを広げるお手伝いを続けたいと思います。
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テーマ:SWELL
フォーラム写真・制作:藤田理代(michi-siruve)



