2015-12-19

預かり、綴じて贈る

自分の記憶を辿りながら綴じる行為と違って、人の生や記憶を綴じるというのは本当に難しいことで。

阪神・淡路大震災後の多くのものが失われた町で、被災経験を共にしていない人間として育った私は「そこには触れてはいけない」と、ずっと避けて暮らしていました。

「掌の記憶」をはじめる時にもそのことを一番気にしていて。とにかく結果的に自分の表現のために誰かの人生を消費したり、利用したりするような形にならないようにしたいという想いをこめて「預かる」「綴じる」「贈る」という言葉を選び、いつもこの言葉に立ち返るようにしています。

綴じるのは預けてくださった記憶だけ。綴じたものは贈る。1冊手元にのこした本も、私のものではなく預かっているもの。その意識はこれから先も忘れないように、ここに改めて記しておきます。

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Schedule

Event / Exhibition / WS 
2.23-24 「ZINE DAY TAIWAN」RETRO印刷JAM(台北)*委託販売
2/24 「AYA世代のがん体験談」*closed (大阪府大阪市)

記憶のアトリエ
3.31「記憶のアトリエ」(関東にて予定)
4.6「記憶のアトリエ」 in トコテコ紙芝居小屋 (兵庫県宝塚市) *予備日4/13
「記憶のアトリエ」in 幸ハウス (静岡県富士市) *4-5月予定
「記憶のアトリエ」in 音川 (富山県富山市) *8月予定

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