お知らせが遅くなってしまいましたが、6月13日(土)~7月5日まで、東京ミッドタウン・デザインハブの企画展の一角で、亡き祖父の“暮らしの記憶”を聴いて綴じた手製本を展示していただいています。
展示のテーマは「東日本大震災とグッドデザイン賞 復興と新しい生活のためのデザイン展」。そのなかの〈 持続可能なライフスタイルデザイン手法 〉 90歳ヒアリングを生かした街づくり:90歳ヒアリングについて [ 2013/グッドデザイン・未来づくりデザイン賞 ]の展示コーナーに、ヒアリング実践のアウトプットの事例としてこっそり仲間入りしています。
東北で実践されてきたヒアリング活動の記録の展示がメインですが、4年前当時93歳だった祖父とZINE作家の私の共同作業となったヒアリングの記録も。「掌の記憶」の手製本と、その元になったヒアリングノート、関連する祖父の手紙なども並んでいます。
『90歳ヒアリング』というデザインのかたちがあったからこそ、聴き交わすことができた祖父との記憶。コロナ禍の大阪で寂しいお別れとなった祖父との共同作業の記憶を振り返る機会をいただけて感謝です。
このご時世なので私も伺えず残念なのですが、もしお近くの方いらっしゃったら、ぜひ覗いてくださいね。
東京ミッドタウン・デザインハブ第91回企画展「東日本大震災とグッドデザイン賞 復興と新しい生活のためのデザイン展」
https://designhub.jp/exhibitions/6727/
※展示のお写真は90歳ヒアリングディレクターの佐藤さんからお借りしました。佐藤さん、嬉しいお声がけありがとうございました。