連載「まなざし」を綴じる (第6回)

日本看護協会出版会が運営するWebマガジン「教養と看護」の連載「まなざし」を綴じる。ZINEという表現のかたち。第6回「ZINEのつくりかた〜綴じ方篇」が公開されました。

記憶や語りを自分なりの「かたち」に収め、他者へ伝える一つの表現手段としてのZINE。今回はいよいよ、身近な道具を使って誰にでもできる「本」づくりの行程をご紹介します。(教養と看護)

と編集者さんが紹介文を添えてくださっているとおり、今回は「身近な道具と素材で」という基準で、用意する道具や素材、手順などをできる限り簡単な手順にしたZINEを2種類ご紹介しています。

1つ目は「糸で綴じるZINE」方法として、「和綴じ(袋綴じ)」の中でも一番簡単な「四つ目綴じ」をアレンジしたもの。もう1つは「糊で連ねるZINE」方法として「じゃばら折り(経本綴じ)」をアレンジしたもの。連載第3回でもご紹介している「掌の記憶」と同じかたちです。対面でお伝えしてようやく伝わる細かな工夫もたくさんありますので、もし気になるところがあれば「記憶のアトリエ」やワークショップ、展示などお会いできるタイミングでお気軽にお尋ねください。

ふわふわと続いている連載ですが、今後も不定期で「記憶のアトリエ」やワークショップの様子をお届けできたらという予定になっています。引き続きよろしくお願いいたします。

綴じ方篇
・BOOK1:糸で綴じるZINE ─ 和綴じ(四つ目綴じ
・BOOK2:糊で連ねるZINE – じゃばら豆本
・より気軽に、より自由な表現のかたち


「まなざし」を綴じる。ZINEという表現のかたち
はじめに (4/23公開)
第1回:ZINEという表現のかたち (4/23公開)
第2回:自分をまなざすZINE  (6/2公開)
第3回:他者をまなざすZINE (7/13公開)
第4回:隔たりの間で交わすもの(9/13公開)
第5回:ZINEのつくりかた~表現のみちしるべ篇(2/13公開)
第6回:ZINEのつくりかた~綴じかた篇(5/21公開)

このページの内容