教養と看護「生きる」を考えよう、語ろう。

9月25日にマギーズ東京で開催されたチャリティ・イベント「生きる」を考えよう、語ろう。のレポートがWebマガジン「教養と看護」でも公開されました。

report 「生きる」を考えよう、語ろう。

4名のゲストを含む6名の方々のメッセージが綴られていて、私も参加者の一人として、メッセージを寄せる機会をいただいています。このイベントのレポートは先日お知らせした機関紙『看護』にも掲載されていますが、こちらはWeb版ということもあり、文字数多めに掲載されています。それでもイベントで生まれたたくさんの語りを思い出すとほんのひと欠片にはなるのですが、ぎゅっとつまった言葉が綴られています。気になっていたけれど行けなかった…という方がいらっしゃいましたら、ぜひ覗いてみてくださいね。

機関誌『看護』を手にとった時も綴ったのですが、自分と同じようにがんを経験した方との出会いから生きる力をもらうこともあれば、異なる立場から生と向き合う方々の視点に触れることで、考えるための視野を広げるきっかけをいただくこともあります。これまで病というものに対して患者、そして患者家族としての経験しかなかった私にとっては、この一年のさまざまな出会いで患者目線しか見ることができていなかった視野を広げ、治療中の経験や記憶を捉え直す大切な期間になりました。

今日から12月で、今年ももう残り一か月。今までで一番あっという間の一年だったように思いますが、振り返りつつ、前を見つめつつ、来年につながる月にしたいと思います。年の瀬は毎年体調を崩す上に来月の展示準備で大忙し…作業でこもりがちになるとは思うのですが、そんな中でもお会いできる皆さん、そして来月の展示『汀の虹』でお会いできる皆さん、たのしみにしています。皆さまも良い12月をお過ごしください。

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