ZINE『bouquet』(2020)

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bouquetを使ったZINE『noteのbouquet』

『bouquet』(2020)

「大切な花束の記憶、手元にのこしておきたいな」

ドライにしたお花や木の葉をおさめる小さなフレームと手製本のセットです。壁に飾ったり、光をかざしたり、組み立てて小箱にしたり。お花や写真、大切な記憶をおさめておたのしみください。

memo
□ 花の記憶を挟む小さなフレーム
□ 花の名や記憶を書き綴る小さな手製本
□ 花のようにひらくboxにも

data
《フレーム(S)》75mm×57mm
《フレーム(M)》95mm×77mm
厚みのある板紙 / トレーシングペーパー 6枚
《手製本(共通)》75mm×57mm
Interlockingtabalbum 30P / 和紙
《box》箱になる蓋と底板付き。
2020年2月3日制作
綴じ 藤田理代 (michi-siruve)

小さなフレーム / 大きなフレーム
※お花は展示品のみ入っています

2020年6月27日(土)~7月19日(日)まで、豊中のblackbird booksさんに小さな手製本を並べます。

2冊目は、“花束の記憶”をおさめる手製本。

月に一度ひらく花店noteさんで、毎月一つ花束を頼んで持ち帰るようになったのは、今から2年前の冬のこと。持ち帰った花束は最期まで生花で、花器でお世話がしたくて。でもそうすると、最期には花たちは枯れて手元からはなくなってしまうのがかなしく感じていました。

小さな一輪ずつでも本におさめてのこしておきたい。そんな気持ちで花束から少しずつよけてドライにしていた花たちを紙の小箱におさめていたのですが、仕舞ってしまうと中々引っ張りだす機会がなくて。もっと飾りやすく触れやすい手製本にできないかなと考えて綴じたのが、この『bouquet』です。

小さな紙製のフレームと手製本、フレーム自体を差し込むことで六角形のboxになる蓋と底板のついたセットです。(小と大があります)

フレームはばらして飾ったり陽のひかりにかざしてシルエットをたのしんだり、中のお花も入れ替え可能な仕様になっています。フレームを組んでつくるboxも、箱にしたりばらして飾ったりとその時々の気持ちに合わせてしなやかに。もちろん、お花に限らず写真や切り絵をおさめても。

華奢な紙片のようなささやかな手製本ですが、みなさんの花束の記憶をおさめる宝箱のような存在になればうれしいです。

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