2017年11月3~5日に開催された「見っけ!このはな 2017」で、fan景観設計の安藤聡さん、NO ARCHITECTSの西山広志さんと一緒に「草木の声」という展示をおこないました。
草木の声
森のようなモトアキチを中心にまちの中の草木に寄り添う、記憶にまつわる写真と言葉。
(fan景観設計 + NO ARCHITECTS + michi-siruve)
私のしこどは、モトアキチを中心にまちなかに点在する造園家の安藤さんが携わった草木の記憶と過去の写真を預り、言葉と写真の欠片にしてお渡しすること。一日かけて安藤さんに此花のまちをご案内いただき、その記憶を詩にしました。写真は安藤さんがスマートフォンで過去に撮影された草木の仕入先や成長の様子を私が預かり、トレーシングペーパーに印刷したものを一眼レフで撮影。詩も写真も小さな三角形の欠片にしてお渡ししました。その欠片が安藤さんと西山さんの手にかかり、まちの草木に“声”という形で添えられています。
山からいくつものまちを経て此花にやってきた木々の記憶、草と木の関係、木と木の関係、樹形のこと、草原のリズム、森の暗がりの景色、水の循環、四季のこと……安藤さんの案内でまちのを巡り、草木のことをたくさん教わりながら造園家のまなざしに触れ、自分が暮らす町の景色も見え方がずいぶん変わりました。
紙しか扱えない自分には、真鍮やアルミ、アクリルなどの素材を自在に操り文字と写真に動きを与えて空間に添えていくお二人の製作の様子を眺めるのも楽しい時間でもありました。少しだけですが、製作の様子と展示をおこなった6会場の景色をご覧ください。PORT展示分は常設することになり、今後もご覧いただけます。
モトアキチ
モトタバコヤ
椿庵
マンション第2白鳥
TETRA
PORT