NHK WORLD 放送がはじまりました

NHK WORLD「Kawaii International」#95「Next-Gen Magazines: These Are ZINEs!」

日本のカワイイ・カルチャー情報を世界に向け発信する番組の、日本のZINEの特集。放送がはじまり、日本からもLive配信で視聴することができました。

わたしの英語力が低すぎて全部は聴き取れなかったのですが…30分という限られた時間の中で、単に「モノ(小冊子)」としてではなく「表現のかたち」「コミュニケーションのかたち」として制作の動機や制作後の広がりまで、丁寧に紹介されていました。

「カルチャー」ってモノの奥にある作り手やそれに触れる人の生き方というか、モノから広がる関係性なのかなぁと。それは事前取材の時にいただいた問いやディレクターさんの言葉から感じていて、何から何まで丁寧でした。

国内外もっともっとたくさんのZINEがありますが「ZINEって何だろう?」という入門編としてもとても綺麗にまとまっていました。今日と16日に、あと7回放送があります。

zine-uriwari05

ちなみにmichi-siruveのZINEは「掌の記憶」をご紹介いただきました。大切な記憶を預かり、豆本に綴じて贈るという「掌の記憶」のプロジェクト全体に共感してくださってのお声がけ。スタジオには1冊しかお送りできなかったので、亡き祖母の遺品と記憶を綴じた『掌の記憶』瓜破篇をお送りしました。

スタジオ内でMCのお二人が手にとって紹介してくださる枠のトップバッター!和紙の豆本の質感をたのしみながら、じゃばらをふわーっと広げてみてくださっていました。

「memory」
「…make the ZINE together」
「memories connect each other…」

英語力がなさすぎて全部は聴き取れませんでしたが、もすごく汲み取ってご紹介くださっているのが伝わってきました。ありがとうございます。(今度英語が得意な友人に翻訳お願いしてみます)

番組内で紹介されたのは1篇ですが「掌の記憶」には今日の時点で29篇の物語があります。記憶の持ち主が預けてくださったからこそはじまり、続いているわたしにとって大切な活動です。

記憶の持ち主の皆さんのおかげでもあり、ずっと見守ってくださっている友人知人、さらには新聞の紙面や公式Instagram「#がんとともに」の特集でとりあげてくださった朝日新聞さん、手でものを作る人「Catch!!」で紹介してくださったMBSさん、連載「まなざしを綴じる」の機会をくださっている日本看護協会出版会などメディアの皆さんも関心をもって紹介してくださったからこその広がりだなと。全員にお礼をお伝えしたい。それはまた改めて綴ります。ひとまず残りの放送時間です。

NHK WORLD「Kawaii International」
#95「Next-Gen Magazines: These Are ZINEs!」

本放送:11月 2日(金)9:30,15:30,22:30,27:30
再放送:11月16日(金)9:30,15:30,22:30,27:30

Live配信ページ
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/live/

さて、今から「記憶のアトリエ」の設営で静岡へ。体調を崩さず今日を迎えられてよかった…「掌の記憶」も全篇トランクに詰め込んで出発します。いってきます。

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