国立がん研究センター「患者・市民パネル」

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昨日は日帰り東京へ。国立がん研究センター がん対策情報センターの「患者・市民パネル」第11期として活動させていただけることになり、委嘱式と懇親会に参加しました。

「患者・市民パネル」は、47都道府県全国各地からがん経験者やご家族、がんについて直接の経験はない市民の方々などさまざまな立場の方が集まり、主に国立がん研究センターが運営する情報サイト「がん情報サービス」で発信するがん情報に関わるディスカッションなど行ったり、国立がん研究センターの取り組みや情報発信を自分たちが暮らす町で広めたりという役割を担っている活動だそうです。

わたしは若年性がん(妊娠性絨毛がん)患者、そして患者家族・遺族の立場からの参加です。最初は、周りの方は患者会などを立ち上げ社会に対してさまざまなご活動をされている方ばかりで「こんなわたしが混ざってよかったのだろうか」と恐縮してしまったのですが、むしろ経験や環境、年代の異なるみなさんの歩んでこられた道のりを知り、お一人おひとりの感じ方や考えに耳を澄ませ、視野や想像力を広げる学びの機会と捉えてみなさんのお話をたくさんお聴きしたいなと思っています。

昨日だけでも全国でさまざまな活動されている先輩方との出会いがあり、みなさんの歩みに触れるだけでも学びや気づきがたくさんありました。任期は2年間。今関わっている病院のがんサロンのボランティアや、ZINEの制作活動ともつなげて循環させながら、できることを積み重ねていきたいと思います。よろしくお願いします。

患者・市民パネルについて

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