「20年の“大切”を綴じる」ZINEワークショップ@宝塚

2019年12月22日(日)13:30-16:30まで、兵庫県宝塚市の阪急売布神社駅前にある「ピピアめふ」の20周年記念イベント  ピピア「つくる」の日。-作って、感じて、楽しむ ワークショップ2Days のプログラムのひとつとして「20年の“大切”を綴じる」というZINEワークショップを担当します。

わたし以外にも、宝塚に縁のある講師のみなさんによるさまざまなワークショップが2日間にわけて開催されます。(詳しくは添付のフライヤーをご覧ください)

ZINEワークショップは準備物もあり、小さなフライヤーの説明だけではイメージしずらいかな?ということで、よくあるご質問を思い浮かべながら、あとは宝塚とのご縁にも触れながらご案内を考えました。

※フライヤーの案内より

「20年の“大切”を綴じる」
この20 年間の記憶を、小さな本(CDサイズ/46P)にとじるワークショップ。2000年以降に撮影した写真やメモなど、ど本に綴じたいもの持ってお持ちください。

時 間:13:30-16:30
参加費:1,500円
定 員:10名
対 象:20歳以上
持ち物:2000年以降に撮影した写真やメモ、切り抜きなど

問い合わせ・申し込み
ピピアめふ公益施設事務所
宝塚市売布2丁目5番1号 ピピアめふ1  4階
079-785-2274 (受付 9:30-20:00)
※フライヤーに記載したフォームからの申し込みも受付ます。(11/5から受付開始、先着順)

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1995年に発生した「阪神・淡路大震災」で大きな被害を受けた兵庫県宝塚市の売布神社駅前地区に、1999年に誕生した「ピピアめふ」。

今年で20周年ということで「ピピアめふ」と同じ“この20 年間”の参加者のみなさんの記憶を持ち寄り、それぞれが小さな手製本(CDサイズ/46P)に綴じながら振り返るワークショップをひらくことになりました。

2000年から2019年までを振り返るため、今回は20歳以上となっていますが、20歳以上であればどなたでもご参加いただけます。(20歳未満の方も同伴者としてご参加可能ですので、お子さまと一緒に1冊を綴じる……というかたちも可能です)

3時間のワークショップのうち、2時間半ほどが制作の時間。最後の30分はできた本を読みあいながら、みなさんの20年を少しだけ交わし合うような時間を考えています。

手製本は全部で46ページ。1年ひと見開き(ページをひらいて左右の2ページ)として使うと、20年分で40ページ。あとは表紙と裏表紙、おまけのひと見開きで46ページとなります。

CDサイズ(縦125mm×横125mm)の手製本なので、L判サイズ(89mm×127mm)の写真がすっぽりおさまります。たくさん写真を載せたい場合は、小さく印刷してお持ちください。写真以外でも、このサイズの範囲であればおさまります。大きめのものは縮小印刷するか、折り畳んで綴じましょう。

本に綴じるものは、写真でも何か思い出のチケットなどの現物でも、ことばや絵でも大丈夫です。音楽などもCDを直接綴じ込むこともできますし、QRコードを印刷すればスマートフォンを使って音源や映像にアクセスすることもできます。

以前綴じた別の手製本では、今までの人生でよく聴いていた曲をこんな風に描いて綴じたこともありました。

もちろん手ぶらでも大丈夫なように、ワークショップ当日は、色紙やイラスト、シール、マスキングテープ、押し花、画材といった本を彩る素材や道具も用意しています。そちらも使いながらおたのしみください。

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20年分まんべんなくは綴じたいものがないな…という方は、無理に46ページすべてを埋める必要もありませんし、写真は1枚だけでも大丈夫です。時間内に完成しなくても持ち帰りいただけるかたちになっているので、安心してご参加ください。

ちなみに…手製本は、この5色で準備しています。(左から、黒とグレー /  ライトグレー /  雪色 / 藁色 / きなり)

最後におまけの小話ですが……今から6年前、このmichi-siruveのWebサイトを立ち上げて最初に載せた「記憶」にまつわる制作物は、今回ワークショップの会場となる「ピピアめふ」の中にある町の映画館「シネ・ピピア」と映画の町宝塚の記憶についての読み物でした。当時受講していた「編集・ライター養成講座」の卒業制作として書いた「映画の都」に寄せるもの (前篇後篇 / 編集後記)というインタビュー記事。

今思い返すととんでもなく下手っぴなインタビューしかできなくて、写真も書けた文章も下手っぴで。でも何人もの方に協力していただいて初めて書いた思い出の文章です。6年ぶりのピピア。ただいまとありがとうの気持ちもこめて…

そんなこんなで、2019年の終わりにとてもたのしみなワークショップ。師走の忙しい時期ですが、ちょっと一息、20年を振り返ってみませんか?お会いできることをたのしみにしています。

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