ZINE作家 藤田理代 (michi-siruve)

掌の記憶」(2015)

michi-siruve (みちしるべ)

ZINE作家。“大切な記憶”を小さな本に綴じています。若年性がんの経験から、本づくりを通して人の想いや記憶をつなぐきっかけづくりを続けています。

掌の記憶
依頼主の暮らす町へ赴き“大切な記憶”を豆本におさめて贈るプロジェクト
「掌(てのひら)の記憶」Webサイト
記憶のアトリエ
大切な記憶”に触れ、綴じる。小さな移動型アトリエ
「記憶のアトリエ」Webサイト
連載「まなざし」を綴じる
Webメディア  教養と看護(日本看護協会出版会)の特集「考えること、学ぶこと」での連載
「まなざし」を綴じる。ZINEという表現のかたち

主な活動

ZINE制作
「本だから抱けるものって何だろう?」
静かに交わしてゆくささやかな表現のかたちとして、“記憶”をテーマにした手製本の制作しています。
豆本和綴じothers
ZINE ワークショップ
「自分で綴じ、交わしてゆく体験を」
“大切な記憶”を手製本で綴じ、他者と交わしてゆくきっかけづくりをしています。
余白をたのしむ小さな手製本母のまなざし和綴じじゃばら豆本
With Cancer
「経験者だからこそ」
若年性がん(妊娠性絨毛がん)の経験者として、執筆や講義、病院での活動、チャリティーブックの制作展示などを行っています。AYA世代で妊娠流産をともなうがんの経験。そして家族として見送った経験。同じように表現しがたい想いを抱えている方々の表現のきっかけになるような活動を、一つずつ積み重ねています。
“大切な記憶”に触れ、綴じる小さな移動型アトリエ「記憶のアトリエ」もさまざまな場所でひらいています。
「記憶のアトリエ」執筆・メディア掲載講義・ワークショップ出展・展示Project(「掌の記憶」「汀の虹」)others
メディア制作
「大切な想いを、他者に届くかたちに」
縁のあった作家さま、企業さまと協働したメディア制作も行っています。企画、取材、撮影、ライティング(コピーライティング)、編集、紙メディアからWeb制作まで柔軟に。町の図書館のプロジェクトなど、町の記憶をかたちにする活動にも関わっています。
言葉を編む写真におさめる紙で伝えるWebで伝える宝塚市立図書館 みんなのたからづかマチ文庫伊丹市立図書館ことば蔵zine部

photo by Yuichi Terada @HAUS(2015)

藤田理代 Michiyo Fujita

1984年東京都小平市生まれ、大阪府豊中市在住。脳出血で寝たきりになった祖父の介護をきっかけに、大学の社会福祉学科へ進学。参加型アクションリサーチによるソーシャルワークのかたちを知る。同時期に書店で働き本に触れる中で、病によって断ち切れてしまった人の記憶や関係を、本の力でつなぎなおすことはできないかと考えるようになる。

大学卒業後は本やWebメディアの制作現場を巡り、2014年に29歳で絨毛がんを患い流産・手術・抗がん剤治療を経験。寛解後は“大切な記憶”をテーマにZINE制作をはじめ、取材、撮影、執筆、編集、製本まで自らの手でおこなっている。

母が撮りためた家族写真のアルバムを娘の視点で再編集したZINE『母のまなざし』(2013)。がん闘病中の患者と家族の言葉のやりとりを綴じた『かぞくのことば』(2014)。祖母の遺品を撮影し、家族から聴いた祖母との記憶を添えて綴じた『otomo.』(2014)。がんを経験した3年間の心の変化を綴じた豆本詩集『汀の虹』(2017)など。

2015年からは、依頼者から“大切な記憶”を預り豆本におさめて贈る「掌の記憶」という本づくりで日本のまちを巡り、暮らしの場での展示やワークショップなどを通して人の想いや記憶をつなぐきっかけづくりをおこなっている。

若年性がんの経験者として執筆やゲスト出演、「まなざしを綴じる」(Webマガジン「教養と看護」/日本看護協会出版会)の連載。大阪のがん診療拠点病院内でのがん患者サロンのボランティアや、病院などへ伺う移動型アトリエ「記憶のアトリエ」など、病と向き合う場でも自分ができることを模索しながら活動を続けている。

略歴

1984年 東京都小平市に生まれる
1995年 阪神・淡路大震災後間もない兵庫県西宮市へ
2003年 関西学院大学 社会学部 社会福祉学科入学。武田丈教授の元で参加型アクションリサーチによるソーシャルワークのかたちを知る

2007年-  印刷会社、広告会社、Web制作会社にて、本やWebサイトなど様々なメディアの制作に携わる ( – 2014年)
2012年 写真表現大学 「pre-photo school」 修了
2013年 宣伝会議主催「編集・ライター養成講座大阪教室第21期」修了
2013年  ZINE作家michi-siruveとして活動をはじめる
2014年  ZINE『母のまなざし』「Photoback Award 2013」最優秀賞受賞。同時期に絨毛がんを患い闘病を経験する
2015年 「掌の記憶」をはじめる
2016年 「ココロイシ」を制作
2017年『汀の虹』を制作
2017年 大阪府のがん診療拠点病院内でがん患者サロンのボランティアをはじめる
2018年「記憶のアトリエ」をはじめる
2018年  国立がん研究センター  がん対策情報センター「患者・市民パネル」第11期

メディア掲載
2014年 Photoback Award 2013最優秀賞受賞(Photoback)
2014年 毎年恒例のフォトブックのコンテスト『Photoback Award 2013』 「わたしの“とっておき”」をテーマに入賞作品14点を発表!(SankeiBiz)
2014年 『PHaT PHOTO』2月20日発売号
2014年 『カメラ日和』3月20日発売号

2015年  ラジオ「ハミングストリート」(FM宝塚)
2015年  ラジオ「佐保川ラジオ2015」(奈良県立図書情報館)
2015年  Web「クリエイティブクラスター」(メビック扇町)

2015年  ラジオ「ハミングストリート」(FM宝塚)
2015年  短編映画『プレイタイム/praytime』ナレーション * 平波亘監督作品
2015年  月刊誌『大阪保険医雑誌』2015年12月(591号) 巻頭「ピープル」(大阪府保険医協会)
2015年  『宣伝会議 編集・ライター養成講座修了生メッセージ』(宣伝会議)
2016年  朝日新聞「思い出の写真や文 手のひら大の豆本に整理・編集」(朝日新聞阪神版7月31日)

2017年  MBS「Catch!!」(1月15日放送)
2017年  日本テレビ 「 生きるってスゴイ。がん新時代へ- 私と、支えてくれたもの 写真展-」(1月30日~2月5日本社ロビー)
2017年  Webマガジン  教養と看護「まなざし」を綴じる ZINEという表現のかたち(日本看護協会出版会)
2017年 雑誌『HUG』マギーズ東京の1周年記念号 特集「私を支えてくれた人」(認定NPO法人マギーズ東京)
2017年 機関誌『看護』2017年12月号(日本看護協会出版会)
2017年  Webマガジン  教養と看護「生きる」を考えよう、語ろう。(日本看護協会出版会)
2017年 『コミュニティケア』2017年12月号(日本看護協会出版会)
2017年 『あなたの人生に寄り添う微笑みの本』(ホンマルラジオ)

2018年 『神戸新聞NEXT「HYOGO ODEKAKE PLUS+」』(神戸新聞社)
2018年  特集「#がんとともに」(朝日新聞 公式Instagram)
2018年  『STAND UP!!』09号(若年性がん患者団体「STAND UP!!」)

出展・展示
2013年 「ZINE / BOOK GALLERY ! 2013」- 宝塚メディア図書館(兵庫)
2014年 「Photoback Award 2013展」- Photoback LiBRARY(東京)、FRAME*(兵庫)、radi cafe(三重)、フォトカノン(東京)、SENDAI KOFFEE(宮城)、Haco photoshop(熊本)、マッキナフォト(北海道)
2014年 「Photoback Award 2013 展 in 台湾」- 61NOTE (台北・捷運中山站)
2014年 「PHOTOFES 2014」- 東京正宗3号店 (台北)
2014年 「THE TOKYO ART BOOK FAIR 2014」- 京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパス (東京)
2014年 「PHOTO! FUN! ZINE!vol.3」- 写真企画室ホトリ (東京)
2014年 「ZINE IT! vol.5」- ライブハウス「ぱ〜く」 (宮﨑)

2015年 「ちょっと昔の暮らしのオトモ展」- GALLERY+CAFE muguet (兵庫)
2015年 「Photoback Award 2014 展」- solaris(大阪)、フォトカノン (東京)、SEANT (名古屋)
2015年 「10×10’s Shashin Zine Fest NYC」- RESOBOX Gallery(New York City)
2015年 「THE TOKYO ART BOOK FAIR 2015」- 京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパス (東京都港区)

2016年 「PHOTO! FUN! ZINE! vol.4 in CP+2016 PHOTO HARBOUR」- 横浜・大さん橋ホール (神奈川県横浜市)
2016年 「わたしノマチオモイ帖 2016年 大阪展」- クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック扇町(大阪府大阪市)
2016年 「記憶の華」- 西宮市立西宮高等学校(兵庫県西宮市)
2016年 「せとうち ART BOOK FAIR」展- サンポート高松テント広場 (香川県高松市)
2016年 「記憶を綴じる、手づくりの本」展- ベランダ長屋 (兵庫県伊丹市)
2016年 「三条富小路書店」- ギャラリーh2o (京都府京都市)
2016年 「わたしノマチオモイ帖 – おもいを届ける冬 –」- クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック扇町(大阪府大阪市)

2017年 「ZINE DAY TAIWAN 2017」- レトロ印刷 JAM 台湾 (台湾) 
2017年 「My favorite KOBE」- 湘南蔦屋書店(神奈川県藤沢市) 
2017年 「『汀の虹』お披露目会」- みつづみ書房(兵庫県伊丹市)
2017年 「ZINE DAY OSAKA vol.3」- レトロ印刷JAM(大阪府大阪市) 
2017年 「zine it! vol.8」- ライブハウス「ぱ〜く」 (宮﨑県宮崎市)
2017年 「三条富小路書店8」-ギャラリーh2o(京都府京都市) 

2018年   michi-siruve exhibition『汀の虹』- blackbird books(大阪府豊中市) 
2018年 「ZINE DAY TAIWAN」- RETRO印刷台湾 (台湾)
2018年 「Book Lovers」- MOTOYA Book Cafe Gallery (東京都渋谷区)
2018年    「記憶のアトリエ in 幸ハウス」 -幸ハウス (静岡県富士市)
2018年 「ふたりの いちにちアトリエ」- トコテコ紙芝居小屋(兵庫県宝塚市) *6/14-18予定
2018年    「記憶のアトリエ」 -closed (富山県富山市) *8/12予定
2018年    「記憶のアトリエ in 幸ハウス」 -幸ハウス (静岡県富士市)*11/3予定
2018年 「いのちをつむぐアート展(仮)」- (兵庫県尼崎市) *11/16-18予定

講義・ワークショップ
2015年 「じぶんだけの本をつくろう」-HAUS(大阪府柏原市)
2015年 「あなたの一冊『母のまなざし』をつくろう。和綴じZINEのワークショップ」-蛍池人権まちづくりセンター(大阪府豊中市)
2015年 「はじめてのZINEづくり ~わたしの好きな本~」-ブックランドフレンズ(兵庫県伊丹市)
2015年 「あなたの一冊『母のまなざし』をつくろう。和綴じZINEのワークショップ」-さつきやま森のようちえん(大阪府池田市)
2015年 「マチ文庫を作ってみたい人ミーティング」   -宝塚市立西図書館、中央図書館(兵庫県宝塚市)

2016年 「じゃばら豆本で家族の物語を綴じよう」-枚方T-SITE 枚方蔦屋書店(大阪府枚方市)
2016年 「夏休みに手づくりの本を作ろう!じゃばら豆本と和綴じのワークショップ」  -枚方T-SITE 蔦屋書店(大阪府枚方市)
2016年 「編集ライター養成講座 修了生質問会」-  株式会社宣伝会議関西本部(大阪府大阪市)
2016年 「『母のまなざし』をつくろう @ベランダ長屋」-ベランダ長屋(兵庫県伊丹市)

2017年 「マチ文庫を作るための講座 – 製本する –」 - 宝塚市立西図書館、中央図書館(兵庫県宝塚市)
2017年 「マチ文庫を作るための講座 – 相談会 –」-  宝塚市立中央図書館(兵庫県宝塚市)
2017年 「キャリアデザイン(社会保障と企業)」ゲストスピーカー -  関西学院大学 人間福祉学部 社会福祉学科(兵庫県西宮市)
2017年「みんなのたからづかマチ文庫2017」 オリエンテーション アドバイザー -宝塚市立中央図書館(兵庫県宝塚市)
2017年 「生活とテクノロジー」ゲストスピーカー -  東北工業大学  ライフデザイン学部   (宮城県仙台市)
2017年「大切な◎◎を綴じる」ZINEワークショップ  -青空ハウス(大阪府池田市)

2018年「余白をたのしむ手製本ワークショップ」  -ヴィレッジれん (京都府亀岡市)
2018年「“大切にしているもの”を見つめるワークショップ」  -幸ハウス(静岡県富士市)
2018年「“大切にしているもの”を見つめるワークショップ」  -幸ハウス(静岡県富士市)*11/3予定

2018年「じゃばら豆本ワークショップ(仮)」  -(大阪府大阪市)*11/23予定

記憶のアトリエ in 幸ハウス」(2018)